空間づくりは、図面だけでは完結しません。
設計図には、設計者の考えや意図が込められています。
しかし実際の空間は、現場で立ち上がっていきます。
素材の質感。
光の入り方。
人が歩いたときの距離感。
納まりの美しさ。
図面では見えなかったことが、現場では次々と現れてきます。
そのときに、
「この納まりの方がきれいではないか」
「この素材の見え方をもう少し良くできないか」
「この空間はこう見せた方が面白いのではないか」
そんなふうに考えながら、空間を完成させていく。それがこの仕事の面白さです。
設計と施工の間には、まだ形になっていない余白があります。
その「余白をどう埋めていくか。」
そこに、空間づくりとしての創造性があります。
設計者の考えを理解しながら、職人と話し、現場で判断し、空間を少しずつ完成させていく。
その積み重ねによって、図面の中にあった空間が、実際の場所として立ち上がっていきます。
そして完成したとき、そこには多くの人が関わった空間が生まれます。それは単なる建物ではなく、人が集まり、時間が流れ、新しい体験が生まれる空間になります。私たちは、そんな空間づくりに関わっています。
自分の判断一つで、空間の質が変わる。その緊張感と喜びを分かち合える仲間になりませんか?
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